本試薬はホロジックジャパン（株）の全自動遺伝子検査システム「パンサーシステム」において、核酸増幅法TMA法によりトリコモナス ヴァギナリスの定性的検出を行うものです。

トリコモナス ヴァギナリスは性交渉による粘膜接触を介して感染する原虫の一種で、女性の膣トリコモナス症の発症原因となるため、米国では遺伝子検査法での検査が行われています^*1。Aptima トリコモナス ヴァギナリス Assay は、現在日本国内で市販されているトリコモナス ヴァギナリスの研究用試薬となります。ホロジックジャパン（株）は、今後トリコモナス ヴァギナリスの検査の意義を普及させることで検査の進歩に貢献していきます。

・「Aptima トリコモナス ヴァギナリス Assay」は、既に米国、欧州等で使用されている検査キットです。
日本国内では研究用試薬として、販売を行ってきました。
・本製品は18SrRNA の特定領域を対象として、トリコモナス ヴァギナリスを増幅するようデザインされたプライマーを用いて検出します。
・本製品は専用機器である「パンサーシステム」を用いる事により、全自動での検出が可能です。

^*1出典：CDC.Sexually Transmitted Diseases and Treatment Guidelines: Mycoplasma genitalium. http://www.cdc.gov/std/tg2015/emerging.htm.  

＊本製品は医薬品医療機器法における体外診断用医薬品ではなく、疾病の診断に使用することを目的としたものではありません。
＊また試験データ等により臨床意義が確認されているものではありません。