液状化検体細胞診(LBC)のパイオニアThinPrep
1940年代に導入された細胞診検査は、子宮頸がんの全般的な減少に大きく貢献した唯一の技術でした。その後、1996年にホロジックが導入したThinPrep婦人科細胞診は、子宮頸がん検診の精度を改善し、米国の浸潤がんはさらに28%低下しました。今日では、ThinPrepは米国で最も広く使用されており1、発表された数多くの研究論文でも、従来の細胞診検査を上回る大きな利点があることが実証されています。
一度の採取で細胞診とHPV検査の両方が可能なThinPrep婦人科細胞診は、子宮頸がん検査と他の補助検査を確実かつ正確に行うことができます。
この製品について
- 患者様により快適に-HPV検査のために別途検体を採取する必要がありません。
- より便利に-取り扱うバイアルが少なくて済みます。
- より効率的に-検査結果をまとめて報告しやすくなります。
- 確実な検体管理-検体の紛失や混在のリスクが低下します。
ThinPrep婦人科細胞診で使用するThinPrepプレザーブサイト液は、子宮頸部細胞診検体からの核酸の抽出量とその安定性に優れています。多くのHPV検査試薬が、その大規模臨床試験でThinPrepプレザーブサイト液を使用し、HPV検査の臨床性能に加え、子宮頸部細胞の検体安定性を世界的な規模で公表しています。
ThinPrepは、 HPVの結果に高い信頼性が得られるほか、次のような追加アッセイとも兼用できます。
- アプティマCombo2 クラミジア/ゴノレア
- アプティマHPV
- コバス 4800システム HPV (ロシュ・ダイアグノスティックス)
- アキュジーン m – HPV (アボットジャパン)
- HPVDNA「キアゲン」HCⅡ (キアゲン)
- BD バイパーQX クラミジアトラコマチス(BD)
など
アクセサリ
試料採取は、解析に適した代表的な検体を得るために重要な要因となります。したがって、細胞を採取する場合には、潤滑剤の使用を避ける、使用する場合はカルボキシビニルポリマー非含有の潤滑剤を少量使用するというように、適切な器具と手法を用いることが重要です。
参照文献
1.2012 Anatomic Pathology Market Forecast and Trends Report.