アプティマ HBV,HCVはHBV,HCVの診断、患者の管理に適した性能を発揮します
販売名: アプティマ HBV
承認番号: 30200EZX00028000
販売名: アプティマ HCV
承認番号: 30200EZX00016000
体外診断用医薬品
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この製品について
アプティマ® HBVおよびアプティマ® HCVは全自動遺伝子検査システム「パンサーシステム」において、PCR法と同じ核酸増幅法のひとつであるTMA法によりそれぞれHBV、HCVの測定を行います。HBVおよびHCVは感染後、徐々に病状が進行し重篤な疾患の発生につながります。
日本国内ではHBVキャリア数は約110万~140万人、HCVキャリア数は約190~230万人と推測されており*4、感染確認や治療のモニタリングにおいて核酸増幅法が使用されてきました。アプティマ® HBVおよびアプティマ® HCVは他の核酸増幅法と同様にこれらの検査において使用することが可能な体外診断用医薬品です。
特徴
両試薬は既存の検査フローにおいて従来の核酸増幅法と同様の検査に使用頂けます(精度は同等)。
2時間40分で対象のHBV、またはHCVの定量が可能になり、一日最大で1000検体が測定可能です。
複数アッセイを同時に測定することが可能なランダムアクセス機能、ハイスループット測定といった「パンサーシステム」のメリットを生かすことで、少量の検体でも複数の項目を測定したいという要望がある施設、大きな装置導入のスペースがない中規模、小規模の施設でも、核酸増幅検査導入の選択肢が広がります。
参照文献
- Clark C, et al. Comparison of the Aptima® HCV Quant Dx assay to the COBAS® AmpliPrep/COBAS® TaqMan® Test v2.0 and the Abbott® RealTime HCV assay. Poster presented at: 13th European HIV and Hepatitis Meeting; June 3-5, 2015; Barcelona, Spain.
- Chevaliez, et al. The New Aptima HBV Quant Real-Time TMA Assay Accurately Quantifies Hepatitis B Virus DNA from Genotypes A to F. Journal of Clinical Virology. 2017;55(4):1211-1219. 3. Worlock A, et al. Analytical characteristics and comparative evaluation of Aptima HCV quant Dx assay with the Abbott RealTime HCV assay and Roche COBAS AmpliPrep/COBAS TaqMan HCV quantitative test v2.0. Virology Journal. 2017;14(66);1-12. doi:10.1186/s12985-017-0727-3. 4. 厚生労働省肝炎対策国民運動事業 「知って、肝炎プロジェクト」https://www.kanen.org/about/kensa/