ホロジックジャパン株式会社(本社:東京都文京区)が扱っている、マイコプラズマ ジェニタリウムの検出を行う「Aptima マイコプラズマ ジェニタリウムAssay」がこの度認定検査試薬(RUC)の認定を受けました。
本試薬は弊社の全自動遺伝子検査システム「パンサーシステム」において、核酸増幅法TMA法によりマイコプラズマ ジェニタリウムの定性的検出を行います。マイコプラズマ ジェニタリウムは性交渉による粘膜接触を介して感染する細菌の一種で、男性においては非クラミジア性非淋菌性尿道炎の20-25%程度*での感染が報告されています。また、女性では骨盤内炎症性疾患の原因のひとつとも報告されており、適切な治療のためにもマイコプラズマ ジェニタリウムに対するさらなる症例の集積と検出試薬への期待が高まっています。
Aptima マイコプラズマ ジェニタリウムAssayは、現在日本国内で唯一市販されているマイコプラズマ ジェニタリウムの研究用試薬です。ホロジックジャパンは、今後体外診断用医薬品としての薬事承認取得を目指し、臨床データ等の取得を行うほか医療機関・研究機関とともにマイコプラズマ ジェニタリウム検出の意義を普及させることで検査の進歩に貢献してまいります。
*出典:CDC. Sexually Transmitted Diseases and Treatment Guidelines: Mycoplasma genitalium. http://www.cdc.gov/std/tg2015/emerging.htm. Updated June 4, 2015. Accessed January 30, 2019.